PHP のデバッグが楽になる?変数の情報を見やすく表示する dBug
http://dbug.ospinto.com/
リンク先の説明には var_dump() と比較したみたいに書いてあるが,実際は print_r() を見やすくした感じ.
以前紹介した PHP 用のデバッグライブラリ Tulpes PHP4 Debug Helper (debuglib.php) と基本的には同じ.
開発時にはもっぱら debuglib.php のお世話になっているが,dBug も使ってみた.
サポートされている変数の型は
- 配列
- クラス/オブジェクト
- データベースリソース
- XML リソース
- イメージリソース
実際の表示はどうなるかというと
$variable = array(
"first"=>"1",
"second",
"third"=>array(
"inner third 1",
"inner third 2"=>"yeah"),
"fourth");
このような配列があった場合
new dBug($variable);
このように dBug を呼び出すと以下のような表示になる.
便利なのは,上記の画像の場合緑色の部分や薄い緑色の部分をクリックすると,以下のようにその部分が隠れること.
大きな配列を表示していて目的の部分を見失いそうなときには便利.
また,データベースリソースが扱えるのも便利なところ.
以下は,mysql_query() の戻り値のリソース型を表示したところ.
大量のデータを扱う場合には向かないと思うがちょっとしたデータを表示したい場合は便利.
ただし,MySQL のデータベースリソースしかテストしていないようで,SQLite のリソース型は表示できなかった.
また,PEAR::DB を使った場合はというと,
<?php
require_once 'DB.php';
require_once 'dBug.php';
define('DSN', 'mysql://userid:passwd@localhost/test');
$dbh = DB::connect(DSN);
$sql = 'SELECT * FROM empinfo';
$result = $dbh->query($sql);
new dBug($result->result);
?>
きちんと表示できた.