target="_blank" を使わないで新しいウィンドウでリンクを開く方法
<a href="foo.html" target="_blank">foo</a>
を使えば新しいウィンドウでリンクが開きますが,これは XHTML 1.1 や XHTML Basic では採用されていません.
ではどうするかというと,スクリプトを使うわけですが,
<a href="javascript:void(0)" onclick="window.open('foo.html');">foo</a>
こうすると,一見解決したようですが,JavaScript が off の場合はリンク先に飛べません.
しかも,ステータスバーにリンク先が出ないので不安になります.これを
<a href="foo.html" onclick="window.open('foo.html'); return false;">foo</a>
とすれば,ステータスバーにリンク先が表示されるし,JavaScript が off でもリンク先に飛ぶことができます.
ここまでは,AllAbout の受け売りなんですが,いちいちリンク先全部に onclick をつけるのは面倒です.
しかも,onclick だけではなく onkeypress もつける必要があります.
これを解決するのが以下のスクリプト.prototype.js 必須.
var PopupWindow = Class.create();
PopupWindow.prototype = {
initialize: function(className, parentElement) {
var elements = document.getElementsByClassName(className, parentElement);
for (var i = 0, len = elements.length; i < len; i++) {
Event.observe(elements[i], 'click', this.addPopupEvent.bindAsEventListener(this));
Event.observe(elements[i], 'keypress', this.addPopupEvent.bindAsEventListener(this));
}
},
addPopupEvent: function(event) {
var element = Event.element(event);
var link = element.getAttribute('href');
window.open(link);
Event.stop(event);
}
};
まず,getElementsByClassName() で指定した class を持つ要素を列挙します.それぞれの要素に対して
click イベントと keypress イベントをバインドしています.
イベントが発生すると,発生した要素の href 属性を取得して window.open() に渡してあげます.
本来のイベントは止める必要があるので,Event.stop() しています.
使い方
Event.observe(window, 'load', function () {
new PopupWindow('popup');
});
<a class="popup" href="foo.html">foo</a>
この場合は class に popup を指定した a タグが全て別ウィンドウで開きます.class 名は自由に設定できますし,
親エレメントを指定したければ,prototype.js の document.getElementsByClassName() に引数を渡しているだけなので
Event.observe(window, 'load', function () {
new PopupWindow('popup', 'p');
});
のように指定することも可能です.
以上で,JavaScript が off の場合も同じウィンドウですがリンク先は開けますし,on の場合は別ウィンドウで開くことができます.
また,いちいち onclick や onkeypress を html 内に記述する必要もありませんので,お手軽に利用することができます.
そして,ステータスバーにリンク先が表示されるので利用者に不安を与えません.
- ref.: スクリプト OFF でもちゃんと閲覧できるように サブウインドウを開く弊害と対策
http://allabout.co.jp/computer/hpcreate/closeup/CU20040118A/
注意
本記事は,別ウィンドウで開くことを推奨しているわけではありません.別ウィンドウで開くことの是非とはまた別のお話です.
XHTML 1.1 に準拠しながらも,別ウィンドウで開かざるを得ない状況と考えてください.
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この記事へのコメント
behaviour.js を利用すると楽に実装できました。
http://memo.xight.org/2006-03-15-1
rel="external" の記述も気になります。
http://hori-uchi.com/archives/000424.html
Yoshiki | 2006/03/15 (Wed) 14:42:58
すみません。
>しかも,onclick だけではなく onkeypress もつける必要があります.
これはどうしてですか?ちょっと補足してもらえないでしょうか?
allaboutの記事ではonkeypressについての記述はありませんでした。
tocks | 2006/03/15 (Wed) 17:40:55
> Yoshiki
おお,behaviour.js は知りませんでしたよ.
ただ,見せてもらったサンプルだと,ポップアップ元?のページもポップアップ先のページが開いてしまうね.
本来のイベントを止める方法はあるのかしら?
すなおか | 2006/03/15 (Wed) 18:47:07
> tocks さん
はじめまして.
装置に依存しないように,
onmousedown と onkeydown,
onmouseup と onkeyup,
onclick と onkeypress
はいっしょに使いましょう,というアクセシビリティの指針に記載されています.
http://www.w3.org/TR/WCAG10-HTML-TECHS/#directly-accessible-scripts
すなおか | 2006/03/15 (Wed) 18:56:07
あまり知られてないけど、、、XML要素だけの世界で表現するなら:
<a href="hoge" xlink:show="new">...</a>
とかも!?
masao | 2006/03/16 (Thu) 00:27:07
>> tocksさん
onclickだけに処理を書いたリンクにTabキーを使って移動し、Enterキーを押してみてください。正常に動作しません。
onclickに書いた処理はonkeypressにも書かないと、こういったバグにつながります。
通りすがりの倉庫キャラ | 2006/03/16 (Thu) 10:08:48
> masao さま
なるほど,そういう表現もあるのですね.
> 通りすがりの倉庫キャラさま
補足ありがとうございました.
すなおか | 2006/03/17 (Fri) 09:01:45
使わしていただきました。
かなりソースが綺麗になります。
ただ、imgをはさむとimgのsrcをどうやら取得してしまうみたいです。
解決方法はありませんか?
名無し | 2006/07/20 (Thu) 19:14:52
使わせていただきます。便利ですね。ありがとうございます。
sbs_ts | 2008/02/09 (Sat) 08:20:00
macのsafariとffで動きませんでした。なんででしょう?
azator | 2008/05/22 (Thu) 13:39:59